デスクワークの座りっぱなし対策|仕事中に無理なく休憩を入れるコツ
「午前中、ほとんど椅子から立っていなかった」「休憩したいけれど、仕事が途切れない」。デスクワークでは、気づかないうちに座ったままの時間が長くなりがちです。
まず見直したいのは、座り続ける時間に小さな区切りを入れること。特別な運動を増やす前に、仕事の合間に立つ・少し歩くきっかけを決めてみましょう。
この記事では、座って働く方が取り入れやすい休憩の工夫をご紹介します。痛みを治す体操ではなく、日中に動く機会をつくるためのガイドです。
座りっぱなし対策は「気づく・立つ・少し歩く」から

厚生労働省の成人向け資料は、座りっぱなしが長くなりすぎないよう注意し、今より少しでも身体を動かすことを勧めています。こまめに中断する例として、30分ごとという目安も紹介されています。[1]
これは「30分を過ぎると危険」「30分ごとに立てば十分」という境界線ではありません。体調や仕事内容に合わせて、長く座り続けていたことに気づくきっかけとして使いましょう。
1.まず、自分が座り続けやすい場面を知る
午前のメール処理、オンライン会議、帰宅後の動画視聴など、動かずに過ごしやすい場面を一つ選びます。一日中を細かく記録する必要はありません。
「朝、仕事を始めてから次に立ったのはいつだったか」を振り返るだけでも、休憩を入れる場所が見つけやすくなります。
2.休憩の合図を、普段の仕事に結びつける
- 一つの資料を仕上げたら、椅子から立って給水場所へ行く。
- オンライン会議が終わったら、次の作業に入る前に少し歩く。
- 集中すると忘れる場合は、音の出ない通知を区切りの合図にする。
これらは取り入れ方の例です。通知を増やすと仕事の妨げになるなら、タイマーよりも「作業が終わったら」を合図にして構いません。
3.立つだけで終わらず、可能なら日常の移動につなげる
飲み物を取りに行く、必要な資料を取りに行くなど、もともとある用事を利用してみましょう。無理に大股で歩いたり、休憩のたびに運動の回数をこなしたりする必要はありません。
周囲の通路が空いていること、足元にコードや荷物がないことを確認し、安全に動ける範囲で行ってください。
「席を離れにくい」は、気合いだけで解決しない
電話対応や接客、長い会議など、自分の判断だけでは動けない仕事もあります。「できない自分が悪い」と考える必要はありません。
厚生労働省の職場向け資料でも、個人の意識だけでなく、組織の理解や動きやすい職場環境を整えることが重視されています。[2]
例えば「会議の途中に短い休憩を入れられるか」「交代できるタイミングはあるか」を、上司や同僚と相談してみましょう。業務上の安全や職場のルールを守ることが前提です。
在宅勤務では、画面の前を離れる用事を決める
自宅では、仕事の休憩中も同じ椅子でスマートフォンを見ていることがあります。「仕事は休んだが、座りっぱなしは続いていた」という場面です。
そこで、休憩の最初にコップを洗う、別の部屋へ必要な物を取りに行くなど、短い用事を一つ決めてみてください。家事を増やしすぎず、すぐに仕事へ戻れる内容にするのが続けやすい工夫です。
散歩も取り入れたい方は、ウォーキングを無理なく始める方法も参考にしてください。
体調に合わせて。痛みを我慢して動かさない
立つことが難しい方まで、同じ動きを行う必要はありません。成人向け資料では、立位が困難な場合も、可能な範囲でじっとしている時間を減らす考え方が示されています。[1]
持病やけががある方、活動量について医師から指示を受けている方は、その指示を優先してください。どの動きが可能か迷う場合は、主治医などに相談しましょう。
胸の痛み、動悸、めまい、強い関節・筋肉の痛みなど、いつもと違う異変を感じたら中止してください。無理をして続けず、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。[3]
よくある質問
休日に運動していれば、仕事中は座りっぱなしでも大丈夫?
休日の運動と、仕事中の長い座り時間を見直すことは、両方を考えたいポイントです。運動しているから休憩は不要、と決めずに、平日の過ごし方も振り返ってみましょう。[1]
休憩では、決まった体操をした方がよいですか?
この記事での最初の目標は、体操を覚えることではなく、座り続ける時間を区切ることです。まずは安全に立つ・短く移動するなど、実行しやすい行動を一つ選びましょう。
毎回忘れてしまうときは、どうすればよいですか?
「ちゃんと休憩する」だけでなく、「会議が終わったら給水に行く」のように、合図と行動をセットで決めてみてください。できなかった日は、次に試す場面を一つ選び直せば大丈夫です。
今福鶴見で、仕事中の身体の悩みを相談したい方へ
SLOTH鍼灸整体院へご相談の際は、「座っている時間」「つらくなる場面」「今取り入れている休憩」をお聞かせください。日常の過ごし方を共有していただくと、相談したいことを整理しやすくなります。
痛みやしびれが続く場合は、座りすぎだけが原因と自己判断せず、医療機関へ相談してください。休憩の工夫や整体によって症状が必ず改善するというものではありません。
参考資料(国内の公的情報)
作成:SLOTH鍼灸整体院/参考資料確認日:2026年10月10日。一般的な生活上の情報であり、個別の診断や治療に代わるものではありません。
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