かかとの乾燥・ひび割れはどうケアする?保湿の基本と受診の目安
「靴下を履くと、かかとが引っかかる」「保湿しているのに、またガサガサになる」。かかとの皮膚が気になって、つい削りたくなることはありませんか。
軽い乾燥のケアは、やさしく洗って保湿し、履物を見直すことから。深いひび割れや出血、強い痛みがあるときは、削る前に皮膚科へ相談しましょう。この記事では皮膚表面の乾燥・ひび割れを扱います。朝の一歩目にかかとの奥が痛む場合は、かかとの痛みの確認記事もご覧ください。
かかとのガサガサを「全部同じ」と考えない
かかとの乾燥やひび割れには、皮膚の水分不足が関係することがあります。一方、足の皮むけや赤みには、水虫など別の原因が関わる場合もあります。見た目だけで乾燥と決めつけないことが大切です。参考:日本皮膚科学会「皮脂欠乏症診療の手引き2021」(PDF)
まずは明るい場所で、左右のかかとを確認します。届きにくければ鏡を使い、無理な姿勢で足を持ち上げ続けないようにしましょう。
- 粉をふいたような乾燥だけか、皮膚が割れているか。
- 出血や、靴下に付く液がないか。
- 立つと痛むか、靴に当たると痛むか。
- かかとだけか、足指の間などにも変化があるか。
傷のない、軽い乾燥で見直したい3つのこと
1.長く洗うより、やさしく洗って水分を拭く
泡立てた石けんとやわらかい布などで、足をやさしく洗いましょう。洗った後は強くこすらず、水分を押さえるように拭き取ります。糖尿病情報センターの資料でも、やさしい洗浄と水分の拭き取り、乾燥する部分の保湿が紹介されています。参考:国立健康危機管理研究機構 糖尿病情報センター「フットケア」
2.保湿は「削った日だけ」にしない

乾燥する部分には、肌に合う保湿剤を継続して使いましょう。保湿を日常のケアに取り入れ、皮膚の変化も確認してください。足指の間は蒸れやすいため、クリームを塗り込まず、洗った後はやさしく乾かします。参考:国立健康危機管理研究機構 糖尿病情報センター「フットケア」
保湿剤は肌の状態に合わせて選びましょう。「しみるほど効いている」と我慢せず、使用方法を確認し、合わないときは薬剤師や皮膚科に相談してください。傷がある場所に使えるかも製品ごとに確認が必要です。参考:日本皮膚科学会「皮脂欠乏症診療の手引き2021」(PDF)
3.かかとが露出する履物や、合わない靴を見直す
乾燥・ひび割れが気になるときは、かかとが開いた履物や、すり減った靴、足に合わない靴を避けることもケアの一つです。保湿剤を塗った直後は滑らないよう足元にも注意してください。参考:岡山市立市民病院「糖尿病におけるフットケアは予防ケア」
靴下を合わせたときにきつくならないかは、靴下の締めつけ・縫い目・厚みの確認方法で整理しています。
硬いからといって、刃物で切ったりむしったりしない
硬い皮膚をカミソリなどで切る、手でむしるといった方法は、傷や感染につながるおそれがあります。ひび割れや出血がある部分を、やすりでさらに削るのも避けましょう。角質ケアを自分で行ってよい状態か迷ったら、先に医療機関へ相談してください。参考:国立長寿医療研究センター「足のタコ・ウオノメ・キズの原因は?」
「硬い部分を全部取ればよい」とは限りません。足裏の一部分にできた硬いできものについては、タコ・魚の目・いぼの違いと相談先で別に説明しています。
皮膚科・かかりつけ医へ相談したい場合
- ひび割れが深い、出血する、痛みが強い。
- 保湿などのケアを続けてもよくならない、繰り返し悪化する。
- 赤みや腫れ、液が出るなどの変化がある。
- 糖尿病、血流の問題、足の感覚の低下があり、皮膚に傷や変化がある。
症状が強い・改善しない場合は皮膚科へ。特に糖尿病がある方は、痛みが少なくても傷に気づきにくいことがあるため、自己処理せず担当医に確認してください。国立長寿医療研究センター「足のタコ・ウオノメ・キズの原因は?」/国立健康危機管理研究機構 糖尿病情報センター「フットケア」
相談前にまとめておくと伝わりやすいメモ
使った保湿剤の名前、始まった時期、左右差、出血の有無、普段の履物をメモしておくと、同じ説明を何度もせずに済みます。「夜にクリームを塗っているけれど、右かかとの同じ場所だけ割れる」のように、場所と経過を伝えましょう。これは説明用の例で、当院の施術事例ではありません。
今福鶴見で足元の悩みを相談したい方へ
SLOTH鍼灸整体院では、足元や歩き方、日常で困る場面を伺っています。ただし、皮膚の病気や傷の診断・治療は医療機関の役割です。ひび割れを整体で治すと考えず、皮膚の症状は皮膚科へ、足元の使い方に関するご相談は当院へお問い合わせください。
作成:SLOTH鍼灸整体院/2026年10月5日。本記事は一般的な情報で、個別の診断・治療の代わりではありません。
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